こんにちは。しろう(@ryman_shocking)です。
平凡なサラリーマンが成長していく過程を記したブログ「リーマンショッキング」へようこそ。
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☑️ AFP(日本FP協会認定)
☑️ 2級ファイナンシャル•プランニング技能士
☑️ 3級知的財産管理技能士
☑️ 広告代理店に務めるサラリーマン
☑️ 前職は一部上場の不動産会社で管理職
☑️ 学生時代は野球一筋スポーツマン
☑️ 投資、自己投資、節約、節制に邁進中
自律の意識を高めるため、そして投資額を増やすため、加入していた生命保険の見直しを行った私。
今回はその見直しで得た保険の解約返戻金で自動車ローンを完済したお話です。
生命保険の解約返戻金:まとまった資金があるなら投資より先にローンの返済に充てよう
貯蓄性のある積立型の死亡保険に加入しておりましたが、払い済みにし、すでに支払済みの保険金額に対する保証だけ残し、以後の保険料を納めることなく別の保険に加入することも検討していました。
保険会社に予定利率を確認すると、1.75%とのこと。
銀行に預けるよりいいじゃないか。
と毎度のごとく安易な発想を思い浮かべた私。
しかし保険会社が提示する予定利率にはそこから手数料などが引かれてしまうため、実質の利回りは1%を切る状況。
9年前に加入した保険で支払い総額は約140万円、解約した場合の返戻金(解約返戻金)は約110万円。完全に元本割れですが、その期間の死亡保障を加味した上で計算してみると
◆140万円ー110万円=30万円
◆30万円÷108ヶ月(9年分)=2777円
となり、月額2,777円の掛捨て保険に加入していたと思うとそこまで損した実感はありませんでしたし、何より投資に回すという選択肢を持ち合わせていなかった過去の自分の場合、この掛金分を浪費に回してしまっていた可能性が極めて高いため、保険会社の方にはやや感謝しております。
そうは言ってもこの保険商品を続けたくない最大の理由が11年目から保険料が上がること。
なので継続することは考えておりませんでした。
収入を増やすより支出を減らす:余計な支払いしてません?
死亡保険を払い済みにするか解約するかの二者択一の中、解約を選択した訳ですが、
理由は解約した場合の返戻金でできることを検討したことに起因します。
- つみたてNISAやiDeCo(イデコ)の掛金を増額する。
- 支払いが終わっていないものに充当し、固定費を下げる。
収入を増やすことより支出を減らすことの重要性を理解していた(つもりの)私は、
支出を減らすために解約返戻金を使うことを選んだのでした。
自動車ローンの完済:ローンはマイナスの投資。
2年前に新車でトヨタのプリウスαをトヨタのディーラーの担当者に言われるがまま5年ローンに残価設定も加えて購入しました。
トヨタファイナンスでローンを組み、トヨタのクレジットカードTSキュービックカードを作成し、カードで毎月支払うことでカードを利用して獲得したポイントもローンの返済に充当できるという一見お得そうな印象を持った記憶があります。
自動車保険もこのローンとセットみたいになっている東京海上日動のトヨタのクレジット一体型保険『まとめてバリュープラン』に加入。
金利は約5%ほどのため、トヨタファイナンスさんから見ると、私はまぁまぁの利回りを稼ぎ出す投資先だったんだな。と感じました。
月額の返済額が32,400円でボーナス月には10万円の支払いを2年ほど続けておりました。
しかもそれを5年間続けても70万円ほどの残価が残り、
その時に新たにローンを組み直すか、トヨタで車を下取り(売り)に出し、買い替えるかを選ぶ方式。
『自動車ローンを完済してしまえば年間の固定費が60万円も削減できる。』
という発想に行き着いた私はすぐにトヨタファイナンスに電話で残債の確認。
残債は残価設定分も含めて約210万円。但し、一括で返済する場合は付帯となっている自動車保険も再契約し直さなければならないが、詳しくはディーラーにて。と親切なトヨタファイナンスのオペレーターのお姉様のご指示通り、車を購入したディーラーの担当車に確認。
自動車保険は再度契約を結び直し、月々支払っていくと月々の保険料が増額してしまうが、一括で残りの3年分支払うことも可能で総額約23万円。
それを聞いた私は、自動車ローンに加え自動車保険代もあわせて固定費を下げられることにやや興奮。
自動車ローン年額約60万円+自動車保険(月額約7,000円×12ヵ月=84,000円/年)=684,000円
年間これだけの固定費を下げることができれば、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)の投資額も増額できることに、不敵な笑みを浮かべたような浮かべないような。
おまけに一括返済した場合、当然残りの期間の金利分を支払わなくてよくなるため総額約20万円もおトク。自動車保険も分割で支払っていくより、一括で支払えば残り3年で総額3万円ほどおトク。
こんなおトクだらけの選択肢、乗らない手は無いな。と思うとともに、それだけ良いお客さんになっていたんだな。とも思った次第です。
やっててよかった定期預金:先取り貯金は自分を助けてくれます。
自動車ローンの一括返済と自動車保険の一括払いを決意した私ですが、そうは言っても生命保険を解約して得られる返戻金は110万円。
ローン残債210万円+自動車保険23万円–解約返戻金110万円=123万円の不足。
ここで私を救ってくれたのが、平凡なサラリーマンである私が唯一実行していた先取り貯金。
そう定期預金です。毎月のお給料が入るや否や自動的に普通預金口座から振替してくれるあれです。10年ほど前から月々3万円、結婚を機に月々42,000円に増額しコツコツ勝手に振替られておりました。
途中、結婚式や新婚旅行、引っ越し代や車の頭金など多方面でのご活躍により、潤沢にあった訳ではありませんでしたが、それでもこの不足分を支払ってもなお生活防衛資金が残せるほどはありました。
※生活防衛資金=仮に収入が全く無くなった状況でも一定期間生活していけるお金の事。
何故42,000円という中途半端な金額にしたかというと、12倍、すなわち1年経ったら50万円になり、2年で100万円に到達するからで、自分自身に達成感を味わってもらうことで継続しやすくなると思ったからです。
僅かではありますが、資金があることで選択の余地が増えること。
これがとても大切なことのように思いました。
資金計画がまとまったので生命保険会社に解約の連絡を入れ、後日郵送されてくる資料に記名押印。同時進行でトヨタファイナンスとディーラーへ一括での支払いを打診。
自動車ローンに関しては次回の引き落としの際、全額を口座から引き落としてくれるので手数料も掛かりませんでした。
自動車保険は振込でしたのでネットバンクの出番です。SBI証券の口座開設時に同時に開設した住信SBIネット銀行から手数料無料でディーラーに送金。
こうして私は自動車ローンから解き放たれ、ついでに自動車保険も3年間支払わなくて良いという劇的な支出の減額にほくそ笑んでいたのでした。
車の名義変更:名義変更するまでは車は車屋さんのもの
自動車ローンを完済し、達成感に満ち溢れていた私ですが、どうやらまだやることが残っていたようです。
自動車ローンについてネットで色々調べていたときにチラチラ目に入っていたことがありました。それは車の名義変更。
ローンを組んで車を購入した場合、完済するまでは金融機関(この場合はトヨタファイナンス)か、ディーラーが所有者となっているとのこと。
車検証を確認すると確かに所有者名の欄にはディーラーさんのお名前がまざまざと刻まれておりました。
あ・・・。
すなわち、私がマイカーだと思っていたプリウスαはマイカーなどではなく、ディーラーさんの車を使わせて頂いていた状態であった訳です。
特にそのままにしても問題無いとの意見もありましたが、やはり車検証には自分の名前を刻みたい。そして自分の資産にしたい。
そう思った私はディーラーに所有権解除の申請を依頼したのでした。
必要書類は車検証と印鑑証明とディーラー独自の申請書くらいでしたので、役所で印鑑証明を取得し、その他の書類とともにディーラーに持っていったところ、無料で手続きしてくれました。
正直、有料だったら自分で陸運局に行ってみようかな。とも思っていましたので助かりました。
まとめ : 本当に新車が必要かよく考えよう。
全ての手続きが完了し、見事に支出<固定費>を抑え、自律することに成功した(と思っている)平凡なサラリーマンである私。
振り返ってみると、新車を購入する際、本当に新車で購入する必要があるのかどうか、中古車ではダメなのか。
ローンを組む際、もっと金利が低い金融機関は無いだろうか。
など調べて選択肢を増やし、よく検討するべきだったな。
・・・と反省しています。
今後、AIの進化により自動運転が普及するのかしないのか、さらに車を所有すること自体が減少していきそうな未来が待っていますが、少しでも選択肢を増やせるよう日々精進していきたいと思います。
そして減らせた支出でつみたてNISAとiDeCoの拠出額の増額をします。
ハッキリとした次なる目標があると、人生に対するモチベーションがUPします。
あなたも無駄な支出があればとことん削減して投資に回しましょう。
以上、余計なお世話でした。
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